KNT―CTホールディングスの2月の旅行取扱総額は前年比17・5%増の225億5200万円だった。コロナ禍前の19年同月との比較では32・9%減。国内旅行は同1・4%増、19年比32・1%減の125億900万円。企業系コンベンションやイベントツアー、宗教団体参拝など大型案件の取り扱いがあったが職場旅行・観光が減少し19年比19・5%減。学生団体のうち修学旅行は減少し19年比8・4%減、修学旅行以外の学生団体は19年比7・2%減。国内団体旅行全体では19年比13・7%減となった。企画旅行は同8・8%減、19年比35・9%減。海外旅行は同176・9%増、19年比51・5%減の61億8100万円。一般団体はスポーツイベントや視察・研修旅行が増加しているものの19年比44・2%減。学生団体は修学旅行が19年を下回り19年比14・7%減で、団体合計では19年比37・0%減に。企画旅行は同314・9%増、19年比55・6%減。訪日旅行は同50・4%増、18年比12・7%増の19億500万円。関連商品などは同35・0%減、19年比165・5%増の19億5700万円。なお、取扱額は近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストブループラネット、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。