JTBがまとめた2019年の旅行動向見通しによると、訪日外国人旅行者数は過去最高の3550万人、日本人の旅行市場も国内、海外旅行ともに増加する見込みだ。(トラベルニュースat1月1日新年号2面に表)総旅行人数は前年比1.5%増の3億1千万人。景気の回復基調の中、GWの10連休、ラグビーW杯開催、国際線の拡充などが追い風となり、懸念される消費税率アップも年内での影響は軽微と予測する。国内旅行人数は同1.5%増の2億9千万人。大阪城公園に劇場型文化集客施設や埼玉県飯能市にムーミンパークといった新施設、星野リゾートが地元軽井沢で手掛ける若年層向けホテルなどホテル開業も後押しする。海外旅行人数は同1.1%増で過去最高の1910万人。GW 10 連休、海外クルーズの人気が市場をけん引する。ただ、シニア層は少子高齢化により国内旅行へシフトするとみる。訪日旅行人数はラグビーW杯、LCCの路線充実に加え、民泊利用が進展しそう。