今春の組織改編に伴い、JTBは昨年12月22日開催の取締役会で4月1日付けの新しい役員人事を内定した。グループの「新たな価値提供に向けた経営改革」に対応した体制を固めた。髙橋広行社長を中心に4月からの新たな経営体制における改革を推進していく。具体的には、大谷恭久常務取締役(現・JTB国内旅行企画社長)が風土変革の実現を目指しグループカルチャー改革を担当。組織改編に伴う個人事業本部長には光山清秀常務取締役(同JTB西日本社長)が、法人事業本部長に皆見薫常務取締役(同JTBコーポレートセールス社長)が就任する。また、各地域で広域に社を代表する執行役員として、松本博常務執行役員(同JTB中部社長)が中部広域代表に、宇田川雄彦常務執行役員(同JTB国内旅行企画常務取締役西日本事業部長)が関西広域代表に、笹本潤一執行役員(同JTB北海道社長)が北海道事業部長兼北海道広域代表に、森吉弘執行役員(同JTB東北社長)が東北広域代表に、鎌田孝昭執行役員(同JTB関東取締役営業推進部長)が関東・甲越広域代表、大小田博之執行役員(同JTB中国四国社長)が中国四国広域代表に、桂原耕一執行役員(同JTB九州取締役営業部長)が九州広域代表に、それぞれ就任する。一方、今井敏行常務取締役は退任する。※トラベルニュースat1月25日号10面に人事異動の詳細を掲載。