日本旅行業協会(JATA、田川博己会長)がまとめた、今年のゴールデンウイーク期間の旅行動向調査結果によると、旅行先は国内が沖縄、海外は台湾が前年に続き人気トップだった。国内旅行1位の沖縄は離島を含め人気を集め、2位は東京が昨年3位からランクアップ。東京ディズニーランド開園35周年で注目を集めている。3位北海道、4位大阪に続き、鹿児島が舞台の大河ドラマ「西郷どん」の人気で九州が5位に入った。海外旅行は1位台湾、2位ハワイで、3位にはタイが前年4位からトップ3入り。シンガポールは4位に、5位には女子旅の旅行先として人気を集める香港が前年8位からランクアップした。8位イタリア、10位フランスがトップ10入りし、ヨーロッパの回復が顕著に見える。調査はJATA会員588社の営業、企画、カウンター担当者らにアンケートで実施。数値は国内旅行が大手旅行会社6社、海外旅行が7社の3月上旬時点の予約状況(人員ベース)をもとにまとめた。