JTB(髙橋広行社長)は11月29日、グループを挙げて展開する国内旅行活性化キャンペーン「日本の旬」の2018年度の対象エリアを発表した。上期(4―9月)は「瀬戸内・山陰」、下期(10月―19年3月)は「北関東」。地元自治体など観光関係者と連携しながら地域の魅力を、商品を通して発信する。「瀬戸内・山陰」は中国地方5県が対象。鳥取では大山開山1300年、島根では松平不昧没後200年、岡山では瀬戸大橋開通30年、広島では平清盛生誕900年、山口では明治維新150年と各県が歴史の節目を迎える年に、「ふたつの海と心地のいい旅舞台 海・山・街・食・歴史、ここで過ごす時間が5つ星」をコンセプトに旅の魅力を訴求する。「北関東」は群馬、栃木、茨城県が舞台。「五色豊穣 また来たくなる感動三国」をコンセプトに、中禅寺湖の紅葉などの「赤」、伊香保黄金の湯などの「黄」、四万ブルーの奥四万湖などの「青」、かまくら祭りなどの「白」、けんちんそばなどの「茶」の5色にちなんだ旅をPRする。