KNT―CTホールディングスの6月の旅行取扱総額は前年比3・7%増の291億1700万円だった。コロナ禍前の2018年比では32・0%減。国内旅行は同6・6%減、18年比27・3%減の187億6400万円。職場旅行や企業系コンベンションなどの取り扱いが増加し一般団体は同19・9%増。学生団体はスポーツ大会の宿泊手配や宿泊を伴う研修などが増加したが修学旅行が減少し同11・8%減。企画旅行は同6・7%減。東京や関西方面などのフリー型商品が低調だった。海外旅行は同86・2%増、18年比45・3%減の78億1200万円。一般団体は報奨。職場旅行の取り扱い増加などで同124・2%増。学生団体は件数は増加したが取扱人数が減少し同3・3%減で、団体合計では同98・6%増に。企画旅行は同128・5%増。訪日旅行は同10・8%減、18年比11・8%減の15億3千万円。関連商品などは同50・7%減、18比2・5%増の10億1100万円。なお、取扱額は近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストブループラネット、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。