日本旅行業協会(田川博己会長、JATA)は11月16日、今年3月に経営破たんした旅行会社「てるみくらぶ」への弁済申請に対して、1人あたり支払った額の3.5%を弁済すると発表した。申請件数は1万643件で、申請のあった旅行代金の総額は約34億2千万円に上る。9月から申請を受け付け、10月31日に弁済業務委員会で認証の審査を行っていた。その結果、申請総額の全額を債権と認めた。同社の弁済限度額は1億2千万円であることから、申請総額に対する割合は3.5%に。これが12月下旬を目途に按分して還付される。