JTB国内旅行企画(大谷恭久社長)は1月19日、国内旅行パッケージツアー「エースJTB」の2018年度上期商品を発売した。宿泊と移動がセットの価格変動型プランを強化した新ブランド「ダイナミックJTB」を発売するなど、多様化するニーズに応える商品を展開。年間販売額は17年度見込み比3.1%増の3100億円を目標に据え、国内旅行の魅力を伝えていく。新ブランド「ダイナミックJTB」の国内商品は1月25日以降に順次発売する。航空券やJR券と宿泊、体験などを自由に組み合わせたダイナミックパッケージ。これまでの価格変動型プラン「エーススペシャルセットプラン」に加え、低価格から高級旅館宿泊まで幅広い商品を設定する。プラン数は従来の400―500%増と大幅に増やし、多様なニーズをくみとる。ホームページやコールセンター、エース取扱店で販売する。JTBグループの国内キャンペーン「日本の旬」の上期(4―9月)の舞台は「瀬戸内・山陰」。「ふたつの海と、心地のいい旅舞台。海、山、街、食、歴史、ここで過ごす時間が五つ星」をコンセプトに、中国5県の魅力を商品化する。角島大橋と元乃隅稲成神社をめぐる「やまぐち絶景満喫バス」や各県自慢の甘味を味わいながら周遊する「ご当地スイーツグランプリ」など多彩な企画を用意した。テーマパーク商品は今年も充実。レゴランド・ジャパンやユニバーサル・スタジオ・ジャパン、東京ディズニーリゾート、長崎ハウステンボスなど人気スポットで優先入場や体験予約、先行宿泊販売など「ストレスフリー」にこだわったサービスを設定する。そのほか、北海道や沖縄、東京など各地でオリジナルプランを設定するなど、地域の魅力の旅への“具現化”に今年も挑戦する。