観光庁は2017年度(17年4月―18年3月)の主要旅行業者の旅行取扱年度総計(速報)をまとめた。総取扱額は前年度比3.0%増の5兆7084億7300万円。海外旅行の回復が全体の増加につながった。国内旅行の総取扱額は同0.4%増の3兆4190億8400万円。そのうち旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱額は同1.4%減の1兆624億3200万円、取扱人数は同2.8%減の3407万7600人と低調だった。海外旅行の総取扱額は同6.7%増の2兆653億600万円と、一年を通して近年続いた低迷から回復傾向を示した。旅行商品ブランドの取扱額は同7.2%増の4315億2400万円、取扱人数は同4.2%増の217万2400人。外国人旅行の総取扱額は同12.1%増の2240億8300万円。旅行商品ブランドの取扱額は同3.8%増の80億6500万円、取扱人数は同16.4%増の51万6500人。50社のうち33社が前年度を上回った。なお、18年3月の取扱状況はトラベルニュースat次号7月10日号に掲載。