KNT―CTホールディングスの3月の旅行取扱総額はコロナ禍前の2019年比5・1%増の450億6300万円だった。前年比では23・7%減。国内旅行は同31・4%減、前年比13・8%減の150億5400万円。国内団体は能登半島地震の復興支援団体や企業系コンベンションなど大型案件の取り扱いがあり19年比12・4%増。学生団体は修学旅行などが増加し19年比9・1%増。企画旅行は19年比38・1%減。海外旅行は同40・3%減、前年比97・1%増の89億9800万円。一般団体はスポーツイベントや国際交流イベントが増加し19年比6・8%増。学生団体は19年比7・1%増で、団体合計では19年比7・0%増と回復傾向。企画旅行は19年比51・3%減。訪日旅行は同11・1%増、前年比4・4%増の37億2300万円。関連商品などは同594・8%増、前年比48・3%減の172億8800万円。なお、取扱額は近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストブループラネット、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。