観光庁は5月31日、2023年度の主要旅行業者の旅行取扱状況の年度総計(速報)を発表した。総取扱額は22年度比24・8%増の3兆6337億7600万円で、コロナ前の19年度比では20・5%減。国内旅行、外国人旅行はコロナ前の水準に近づくまで回復した。国内旅行は同1・5%減、19年度比7・8%減の2兆3559億3100万円。このうち旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱額は19年度比21・9%減の6935億6700万円、取扱人数は19年度比25・2%減の1950万9900人。海外旅行は同135・5%増、19年度比40・3%減の1兆699億3600万円。旅行商品ブランドの取扱額は19年度比74・8%減の973億7900万円、取扱人数は19年度比80・7%減の30万700人。外国人旅行は同215・5%増、19年度比6・8%減の2079億900万円。旅行商品ブランドの取扱額は19年度比60・5%減の18億2700万円、取扱人数は19年度比79・6%減の8万8400人。旅行商品ブランドの全体の取扱額は同20・5%増、19年度比38・0%減の7927億7300万円。取扱人数は同3・4%増、19年度比29・1%減の1989万9千人。43社のうち19年度を上回ったのは7社だった。