日本航空(JAL)とジャルパックは8月29日、JALPAKブランド誕生60周年を記念し、11月10日に鹿児島県日置市で開かれる「日置・嘉之助蒸溜祭2024」を訪れる特別ツアーを発売した。蒸溜祭前日に開催される特別セミナーや蒸溜所見学に加え、蒸溜所で初めて実施される原酒のブレンディング体験や、自らブレンドしたウイスキーのボトル詰めと試飲、通常は抽選販売となる「蒸溜祭限定ボトル」の購入権が得られる。11月9-10日の1泊2日の日程で、東京(羽田)発着のツアーのほか、鹿児島空港発の現地ツアーも用意している。定員は30人で、最少催行人数は10人。ツアー料金は1人15万円。予約はウェブサイトから。嘉之助蒸溜所は、東シナ海と吹上浜の壮大な風景を背景に3基のポットスチルを使い、ウイスキーを生産している。JALはクラフトウイスキーの魅力を世界に発信しようと、これまで国際線機内で「THE STORY OF KANOSUKE JAL Limited Edition」や「嘉之助 DOUBLE DISTILLERY」を販売してきた。