KNT―CTホールディングスの5月の旅行取扱総額はコロナ禍前の2019年比29・9%減の306億6600万円だった。前年比では10・3%増。国内旅行は同29・4%減、前年比1・7%増の203億1800万円。国内団体は企業系コンベンションの大型案件や職場旅行などの取り扱いが増加し前年比19・7%増。学生団体は修学旅行やオリエンテーションなどが増加し前年比10・7%増。企画旅行は前年比3・8%減。関西や九州方面の商品が低調だった。海外旅行は同47・0%減、前年比97・8%増の44億6千万円。一般団体は職場旅行や親ぼく旅行、スポーツイベントの遠征などの取り扱いで前年比16・3%増。学生団体は件数は前年並みだが取扱人数の増加で前年比26・6%増で、団体合計では前年比17・1%増に。企画旅行は前年比194・6%増。訪日旅行は同69・2%増、前年比26・2%増の29億9800万円。関連商品などは同2・0%増、前年比66・1%減の7億700万円。なお、取扱額は近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストブループラネット、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。